
まずは、この一年間、株式会社デクシィに関わってくださったすべての皆さまへ、心より感謝申し上げます。
オフィスデザインをご依頼くださった企業の皆さま、日々コワーキングスペースやSOUをご利用いただいている皆さま、そして各種プロジェクトにご協力いただいた施工業者さま、デザイナーの皆さま、取引先企業の皆さま。
本当にありがとうございました。
そして、日々の業務に真摯に向き合い、支えてくれたスタッフの皆さん。
44期を無事に終えることができたのは、皆さん一人ひとりの尽力と支えがあったからこそです。
44期の振り返り
44期は、事業全体として安定した成果を得ることができた一年となりました。
コワーキングスペース事業では、“ドロップイン利用”という自由な使い方を少しずつ提案し、徐々に浸透してきました。
まだ理想のかたちには届いていないものの、確かな手応えを感じられる一年でした。
利用者一人ひとりのライフスタイルに寄り添いながら、柔軟なサービス提供を行えたことが、新たな可能性を感じさせてくれました。
オフィスデザイン事業においては、新規のお問い合わせが増え、デクシィの存在を知っていただく機会が着実に増えていることを実感しています。
その中で特に印象的だったのは、お客様のオフィスづくりに対する考え方の変化です。
これまでは人員の増減に伴うレイアウト変更が主流でしたが、最近では「組織の変化」そのものを目的としたリニューアルが多くなっています。
プロジェクトもより戦略的に進められ、私たちには空間のデザインだけでなく、組織への理解や経験も求められる場面が増えてきました。
私たち自身も、より深く寄り添う姿勢が必要であると感じた一年でした。
45期の展望
45期は、すでに前期から引き継いでいる案件もあり、よいスタートを切ることができました。
オフィスデザイン事業では、前期の積み重ねを活かしながら、より前向きな取り組みを進めていきたいと思っています。
数字としての成果も見込めており、攻めの姿勢で臨んでまいります。
コワーキングスペース事業についても、新しい働き方を浜松に広げていくという視点で、引き続きさまざまな発信や試みを続けていきます。
また、オフィスデザインとの連携をこれまで以上に強めていくことも、今年の大きな目標のひとつです。
より良い空間づくりを目指して、デザインスタッフが運営に関わることで得られる気づきや知見を、提案へと還元していく──そうした循環をつくりたいと考えています。
さらに、構想してきた「働くスペースの点在化」についても少しずつ動き始めています。
土地の取得などの準備を進めながら、柔軟で多様な働き方を支える場づくりを、この浜松に根づかせていきたいと考えています。
現在、SOUについては街食堂さんに多くをお任せしている状況ですが、とくに平日夜の活用においては、当初描いていた「いろいろな人の大切な場所になる」という構想をもとに、イベントや習い事が自然と集まるような空間を、もう一度丁寧に育んでいけたらと考えています。
おわりに
あらためまして、この一年関わってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
そして、日々の業務に真摯に取り組み、会社を支えてくれているスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。
45期も、皆で一歩ずつ歩みを進めながら、挑戦を楽しみ、より良い一年をつくっていきましょう。