未来の「働く」を描く ー Dexiビジョンマップ解説

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総合

〜「企業と個人が自己の価値を最大限に発揮できる、オフィスとワークスタイルを浜松に」〜

私たちDexiは、オフィスデザインを軸にコワーキングスペースの運営まで手掛ける会社です。

創業からこれまで、お客様の理想のオフィスづくりや、地域の働く場を支えることを大切にしてきました。

そんな私たちが掲げているビジョンは、

「企業と個人が自己の価値を最大限に発揮できる、オフィスとワークスタイルを浜松に」 というもの。

このビジョンをより分かりやすく、社員やお客様にも伝えていきたいという想いから、このたび「ビジョンマップ」という形にまとめました。

今回は、このビジョンマップに込めた意味や考え方をご紹介したいと思います。


ビジョンマップ全体の構成

まず、このビジョンマップの大きな特徴は「舞台(ステージ)」という表現を取り入れている点です。

これからの働き方は単なる「作業」ではなく、もっと「自己表現」に近づいていくと私たちは考えています。

企業においても、個人においても、それぞれの価値や強みを活かし、チームや社会に発信していく。

そんな姿を「ステージで自分を表現する人々」として描きました。

また、登場する黄色い人たちは、私たちDexiのスタッフ。

目立つ舞台の上に立つのではなく、裏方として、しかしプロフェッショナルとして支えていく存在でありたいという思いを込めています。


各エリアに込めた意味

1. 中央のステージ = お客様のオフィス

マップの中央に大きく描かれているのが、ステージ。

これは「お客様のオフィス」を表現しています。

これからのオフィスは単なる仕事の場ではなく、企業の文化やビジョンが可視化され、個々の働き手が自分らしさを発揮できる場であるべきだと私たちは考えます。

一人ひとりがスポットライトを浴びて仕事をしているように、自分の能力や考え方が自然に表現される。

その結果として企業の魅力も伝わり、人を惹きつける。

そんな未来のオフィス像をこの「ステージ」に重ねています。


2. ステージ横の稽古場 = コワーキングスペース

ステージの隣には、もう一つのエリアがあります。

これは、コワーキングスペースを「稽古場」として描いています。

舞台に立つ前に何度も稽古をするように、ここでは個々のスキルを磨き、新しい発想を試し、人との交流を重ねる場です。

私たちのコワーキングスペースも、単なる作業場ではなく、実験や挑戦の場として多くの方に活用していただきたい。そんな願いを込めました。


3. オフィスデザイン事業とコワーキングスペース事業のつながり

このマップでは、オフィスデザイン事業とコワーキングスペース事業を「別のもの」としては描いていません

私たちは、オフィスデザインもコワーキングスペース運営も、「働くを創る」という同じ目的のもとにあると考えています。

たとえばコワーキングスペースで出会った企業がオフィスのリニューアルを相談してくださったり、オフィスデザインの打ち合わせの中から新しいワークスタイル提案が生まれたり。

また、オフィスデザインで得たお客様の課題やニーズを、実験的にコワーキングスペースで試してみることもあります。

逆に、コワーキングスペースで得た知見や新しいサービスを、オフィスデザインのお客様に提案することも。

事業が自然に連携し、お客様の「働く」の質を高めていく、そんな動きを今後ももっと強めていきたいと思います。


4. 観客席にいるのは「お客様の顧客」や「未来の仲間」

ステージの前には観客席が広がっています。

ここに座っているのは「お客様の顧客」や「これから入社するかもしれない学生や仲間たち」。

お客様のワーカーがイキイキと働く姿は、自然と周囲にも伝わります。

働き方そのものが企業のブランドとなり、顧客にも、採用にもつながっていく。

そんな視点で、オフィスや働き方のデザインは「事業成長の武器」になると私たちは信じています。


5. Dexiスタッフは「裏方でプロフェッショナルな存在」でありたい

このマップで黄色い服を着ているのが私たちDexiのスタッフ。

ステージに立つことはありませんが、照明を整え、音響を準備し、会場全体がスムーズに進行するよう支えています。

お客様の主役感を引き出し、裏方で最高の仕事をする。

そんな存在でありたいという想いを込めました。


6. コワーキングスペースから「新しい事業の種」を生み出したい

コワーキングスペースでは、日々さまざまな業種・立場の方と出会います。

人と人の出会いが、新しい事業の種になる」というのも、私たちが大切にしている考え方です。

これまでもコワーキングを通じてパートナー企業との新たな企画が生まれたり、社内でも新しいサービスの構想が生まれてきました。

今後は、そうした新しい事業が育ち、会社の柱の一つになるような展開を目指していきます


これまでの歩みと、これから

もともとDexiは「オフィスデザイン」を中心にスタートした会社です。

そこから「働く場所」に対する価値観が大きく変わる中で、コワーキングスペースという形でも事業が広がってきました。

でも、私たちがやっていることの本質はずっと変わっていません。

「働く」を創る。
それが私たちの仕事です。

空間も、コミュニティも、サービスも、その手段は変わっていくかもしれません。

でも、「働くことがもっと楽しく、もっと誇らしくなる」。

そんな場を地域に増やしていきたいという想いは、これからもずっと変わりません。


最後に

今回のビジョンマップが、社員やお客様にとって、私たちDexiが何を目指しているのか、少しでも伝わるきっかけになれば嬉しく思います。

そしてこのマップのように、オフィスデザインからコワーキングスペース、さらには新しい事業へとつながる動きを、これからも生み出していきたいと考えています。

これからも、Dexiをどうぞよろしくお願いいたします。