新型コロナウイルス感染拡大の影響で、私たちの生活や働き方に影響が出始めてから早くも2年が経ちました。
オフィス再開の本格化が期待される一方で、再びオミクロン株による感染が拡大。依然不安定な状況は変わらないままです。
予測がつかない情勢の中、企業では中長期的な視点から”新たな働き方”を模索する動きが出始めています。
働く人を取り巻く環境は今まさに転換期を迎えています。
働き方は変わった。ではオフィスは?
テレワーク、Web会議が定着する一方で「オフィスが閑散としている。どうにかしたい」という管理職の方からのお悩みがデクシィに寄せられます。
これは、働き方が変わり オフィスに 行くor行かない を選べるとしたら、オフィスに行かない選択をするワーカーが多いということです。
今後、単純に作業するためのオフィスは終わりを迎え、魅力的なオフィスの場づくりが大切になってくるとデクシィでは考えています。
そこで注目されるのが、ABWというワークスタイルの考え方です。
新しい働き方ABWって何?
ABWとは、社員が自律的に業務内容や気分に合わせて、時間と場所を自由に選択するというワークスタイルのことです。従来の自席で仕事をするスタイルではなく自分で働く場所を選択できるので、自由度が高いワークスタイルと言えます。
これはオランダで生まれた概念でActivity Based Workingの頭文字をとってABWと呼ばれています。
(参考:https://www.veldhoencompany.com/ja/)
広い意味ではオフィス/自宅やカフェ/サテライトオフィスといった多拠点を「働く場所の選択肢」として考えることができます。この考え方については、関連記事をチェックしてみてください。
今回は範囲を絞って、オフィス内のABWについてご紹介していきたいと思います。
これらの仕事をすべて自席で行っていませんか?
現代のワーカーは週に平均10種類の仕事をこなしていると言われています。自席でこれら全ての仕事をこなすことは無理がありますね。
ABW の考え方は、「活動」と「空間」がひとつに結びついています。 そのため、ワーカーは働く場所を「活動」から選ぶことができるのです。
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さらに、ABWは経営者、ワーカー双方にメリットがあります。
経営者にとって、先進的な働き方はオフィス・企業価値がアップし、優秀な人材を確保できるという点がメリットとして挙げられます。
また、ワーカーは働く場所を選択することで自律的に働くことができます。適切な場所で働くことで作業効率もアップ。柔軟な働き方は、社員の満足度も向上にも繋がりますね。「働く」ことを よりポジティブに捉えることができる理想的なワークスタイルだと言えるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?ワーカーが行きたい!と思える魅力的なオフィスをつくる上でABWの考え方は一つのヒントになったのではないでしょうか。ワーカーにとっても、経営者にとっても良いオフィスづくりを目指していきたいものです。
「ABWについてもっと知りたい!」「うちの会社でも導入できる?」という方に向けに
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この資料では【ABWの考え方やメリットの解説】【中小企業でもできるABWのオフィスを実例】をご紹介しています。ぜひ、新しいオフィスの在り方を考えるひとつのヒントとしてお役立てください。
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