この度、スズキ株式会社 コネクテッドセンター様のオフィスデザインを行わせていただきました。
弊社は、具体的に次のことを担当いたしました。
・オフィスデザイン
・内装工事(壁造作工事、床工事)
・間仕切工事
・オフィス家具
・オリジナル家具デザイン、製作
・電気工事
今回は、オフィスデザインの事例として、ご依頼から完成までの簡単な流れとデザインしたオフィスのご紹介をさせていただきます。
ご依頼から完成まで
浜松のベンチャーイベントでご一緒させていただいたり、弊社のオフィスデザイン事例である、リンクウィズ様、ノキオ様、パイフォトニクス様などのオフィスを知っていただいたことで、弊社へお声がけいただきました。
今回のプロジェクトは「外部協力企業との協働スペースとしてのオフィス」というテーマです。
スズキ様の新規事業部門が、本社オフィスとは別に他企業と共創するためのオフィスになります。
オフィスデザインに対しては、「外部協力企業と協働できる、スズキのオフィスイメージにとらわれない自由なデザインを」とご要望いただきました。
初回打合せ時にイメージ、予算感などヒアリングし、初回の構想を提案。ありがたいことにすぐに了承をいただき、その後のお打合せも施工もスムーズに進みました。
コラボレーションが生まれるオフィス
ここからは写真とともに、今回のプロジェクトをご紹介します。
コラボレーションを創るオープンオフィス
各協力企業とのコラボレーションが生まれやすいように、仕切りの少ないオープンオフィスとしました。
コラボレーションを推進する壁面造作
オフィスのどこからも見える壁面を使って、ディスプレイ、ホワイトボードをデザイン的に設置しました。
どんなプロジェクトが進んでいるのかを感じ取れる、参加できるレイアウトになっています。
プロジェクト担当者だけでなく、自然と周りを巻き込むような自由なミーティングができるように設計。
最初は数人だったミーティングが10人以上になっていましたという光景をイメージしています。
ハイカウンターを中心としたコミュニケーション
弊社のデザインで良く使うアイテムとしてハイテーブルがあります。
ハイテーブルの過去記事はこちら↓
>>【オリジナル家具】コミュニケーションをあげるハイテーブル設置
今回もハイテーブルを造作しました。
新しいアイデアは、コミュニケーションや雑談の中から生まれることがよくありますが、きっかけがなければ会話は生まれません。
そこで、オフィスのどこからでも見える位置にハイテーブルを設置。ハイテーブル利用者と目線が合いやすく、コミュニケーションが生まれるきっかけを提供しています。
シーンに応じて可変できる会議スペース
スペースの有効利用ができるように、会議スペースは可変できる家具にて構成しました。
会議利用と個別テーブル利用の2パターンで使い分けられます。
●会議利用
●個別テーブル利用
こちらのオフィスは、多数の企業が共同利用する予定。時と場合によって、個別テーブルとして利用できるほうが、スペースを有効活用できると考え、ご提案いたしました。
理由としては、コラボレーションを目的としたオフィスですが、個人の業務に集中するシーンも必ずあるからです。
以上が、オフィスデザインのご紹介となります。
プロジェクトを終えて
今回のオフィスデザインから、会社として新たなことに取り組んでいくという意思をメンバー皆さんから感じました。
オフィスが作業する場から創造するための場、想いを象徴する場になっていることも再認識させていただきました。
今後、このコネクテッドセンターからどのような製品、サービス、アイデアが生まれ、目にすることができるのか考えるとワクワクします。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。