人と人が影響しあうオフィスデザイン

リンクウィズ株式会社様

Industry:

ソフトウェア開発

Type:

移転

Office Concept

倉庫をリノベーションし、オフィスとしました。コンテナを活用したオフィスづくりでものづくり感のある独創的なオフィスとなりました。

【2020.6.8更新】
リンクウィズ様は業務拡大により、高林より移転しております。
新しいオフィスの納入事例はこちら記事からご確認できます。

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先日、浜松の企業であるリンクウィズ株式会社様のオフィスデザインを行わせていただきました。倉庫をリノベーションして、コンテナを室内に置いた独特な設計をしています。弊社は、具体的に次のようなことを担当させていただきました。

・オフィスデザイン
・内装工事(LGS工事、塗装工事、造作工事、床工事)
・オフィス家具
・オリジナル家具デザイン、製作
・給排水工事
・通信工事
・電気・照明工事
・サイン工事

今回は、オフィスデザインの事例として、ご依頼から完成までの簡単な流れとデザインしたオフィスのご紹介をさせていただきます。

リンクウィズ株式会社様 プロフィール
ロボットの「チョット使いにくい」を解決する、リンクウィズ株式会社。データとリアルなモノづくりの差に着目し産業用ロボットの知能化ソフトウェアの開発、提供をしている。
「インダストリー4.0」を体現するリーディングカンパニーとして評され2017年1月には産業革新機構(INCJ)、三井住友ベンチャーキャピタルから資金調達。産業用ロボットを使う難しさ、そしてモノづくりの難しさをテクノロジーで解決し、より良いモノづくり環境で日本のモノづくりを今後も「Japan as No.1」へ。

リンクウィズ様ホームページ

ご依頼から完成まで

まずご依頼の経緯ですが、「オフィスを作りたい」ということで、問い合わせをいただきました。元々、弊社が運営するコワーキングスペース「Dexi」を打ち合わせの場所として利用してくれていたことも関係しています。
弊社が担当することが決まった後、デザインの提案をさせていただきました。コンセプトは、インダストリアル。リンクウィズさんはものづくりの会社ですので、ものづくりの雰囲気が出るデザイン案をいくつか提出させていただきました。その中でも、コンテナを使った案に興味を持っていただき、そこから完成までは本当に早かったことを覚えています。

時間も限られていたため、構想に1ヶ月、施工に1ヶ月を使い完成させました。

倉庫をリノベーションして秘密基地のようなオフィスへ

ここからは、実際に作ったオフィスを写真付きでご紹介していきます。

元々倉庫をリノベーションしているので、入口の大型鉄扉はこのオフィスの特徴の一つです。

中に入ると、秘密基地のような空間が広がっています。天井が高いので、開放感を感じます。

ちなみに、もともとの倉庫はこのような感じです。

全く同じものとは思えない変容ぶりではないでしょうか。倉庫もしっかりとデザインして、作り込めば、ここまで素敵なオフィスに変貌させることができます。

この空間の主役は貨物コンテナ


このオフィスのポイントは、コンテナ。貨物コンテナを事務室、ミーティングルームとして利用しています。コンテナをオフィスにする事例は日本では珍しいかもしれませんが、海外では割と普通です。インダストリアル感が出て、工業系の会社さんには合っていると思います。

また、コンテナはパーテーションや壁を作るよりも安くすむメリットもあります。かっこいいに加えて費用も抑えられる。コンテナを使ってみたいという方がいれば、ご相談ください。

ちなみにこのコンテナですが、もともとはこんな感じでした。

どこにでもあるコンテナです。倉庫に搬入する前に、扉をつけたりする加工は施してあります。もちろん塗装などもこの後に行なっています。

キッチンスペースやファブラボスペースも


オフィス内には、キッチンスペースがあります。実は、キッチンはマストでした。社内はもちろんゲストとの交流にも活用されています。このようなオフィスのキッチン周りも雰囲気に馴染むように設計させていただきます。


モノづくりをしている人たちが交流できるようにとファブラボスペースも。
3Dプリンター、工作台など自由に使えるスペースです。

モノづくりを感じる物件選び

通常オフィスを選ぶ時には事務所物件から探しますが、リンクウィズ様は工場や倉庫をリノベーションしようということが前提でした。
リノベーション前の写真から現在のオフィスのイメージができていたように思います。
貨物コンテナを利用するというプランもプロジェクトの早い段階で決まり、イメージ共有もスムーズでした。

リノベーション前、外観

リノベーション前、内観

プロジェクトを終えて

リンクウィズ様は、「人との交流の中から新しいものが生まれる」という考えのもと、今回のオフィスづくりを考えられておられ、そのためのキッチンスペース、ファブラボスペースであり、今回のプロジェクトでした。

オフィスを移転してからの来客、商談件数は移転前に比べ、4倍となっていると教えていただきました。来客件数、商談内容などがデータ管理されているとは素晴らしいです。

今、社内はもちろん、社外との交流が大切であるという想いからオフィスをリニューアルする案件が増えています。

ですが、思い通りにコミュニケーションを生むのは簡単なことではありません。
オフィス環境がコミュニケーションを生む助けになることは確かですが、それだけではコミュニケーションは生まれないのです。

「人は人によって集う」のであると思います。

そういう意味でリンクウィズ様の雰囲気や考え方は人を惹きつけるものがあると感じます。

「リンクウィズ様らしい面白みのあるオフィス」
「リンクウィズ様のゲストをフランクに迎える雰囲気」
そういうものが今回のプロジェクトでカタチになったと思います。

そんなプロジェクトにご協力できたことを大変嬉しく感じます。

弊社はこのように普通のオフィスではなく、会社や人にフォーカスした世界に一つだけのオフィス作りを得意としています。気軽にご相談くださいませ。

リンクウィズ株式会社様

ロボットの「チョット使いにくい」を解決する、リンクウィズ株式会社。データとリアルなモノづくりの差に着目し産業用ロボットの知能化ソフトウェアの開発、提供をしている。
「インダストリー4.0」を体現するリーディングカンパニーとして評され2017年1月には産業革新機構(INCJ)、三井住友ベンチャーキャピタルから資金調達。産業用ロボットを使う難しさ、そしてモノづくりの難しさをテクノロジーで解決し、より良いモノづくり環境で日本のモノづくりを今後も「Japan as No.1」へ。

従業員数
10人
平米
200㎡
所在地
浜松市
ホームページ
https://linkwiz.co.jp/