新緑の季節に考える、働く人のための“緑視率”|浜松オフィスデザイン デクシィ

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コラム

春。街路樹が芽吹き、草花が色づき始めるこの季節、ふと目に入る“緑”に心が和らぐような感覚を覚える方も多いのではないでしょうか。

この「緑を見るとホッとする」という感覚、実は心理学や環境デザインの分野でも注目されており、「緑視率(りょくしりつ)」という考え方が近年広まりつつあります。

今回はこの緑視率をキーワードに、オフィスにグリーンを取り入れる意味や効果、そしてDexiのグリーン導入事例をご紹介します。

緑視率とは?

緑視率とは、視界に入る面積のうち、どれくらいの割合が植物や緑で占められているかを示す指標です。

人は視界の10〜15%に緑があると、最もリラックスしやすいと言われており、 実際に次のような効果が期待されています。

  • 血圧や心拍数の安定
  • 集中力や創造性の向上
  • 感情の安定
  • コミュニケーションの活性化

ただ植物を置くだけではなく、「視界にどう映るか」という点が、空間の快適性に直結するというわけです。

グリーンがもたらす4つの効果

1. 視覚的リラックス効果

デスクワークで酷使されがちな目にとって、グリーンは“視線の休憩場所”になります。

2. 空間に境界を生む

パーテーション代わりに植物を使うことで、閉塞感を出さずに集中できる空間が作れます。

3. 空気の質を整える

植物による空気浄化や湿度調整の効果も見逃せません。

4. コミュニケーションのきっかけに

水やりや手入れなど、植物を通じた会話が生まれやすくなります。

本物・リース・フェイクの選び方

Dexiでは、グリーン導入にあたって以下のような視点でご提案を行っています。

  • 社内で管理できる場合:本物の観葉植物をご提案
  • メンテナンスが難しい場合:プロによるリースプランをご案内
  • 管理・予算面で制限がある場合:フェイクグリーンを活用

最近のフェイクグリーンは非常に精巧で、空間にナチュラルな印象を与えるアイテムとして十分に機能します。

Dexiの納入事例

◉ パーティション一体型グリーンの打合せブース

👉 https://design.dexi.jp/archives/works/c1056

打合せブースを囲うワイヤー型のパーティションにツタ系の植物を植え込み、視線をコントロールしながらも開放的でリラックスした空間に。

遮りすぎず、適度な距離感を演出するデザインです。

◉ ミーティングルームの天井から吊るしたグリーン

👉 https://design.dexi.jp/archives/works/c1320

ミーティングルームの天井に吊り下げられたグリーンが、まるで森林の中にいるような感覚を演出。照明と組み合わせた演出により、リラックスした会話が生まれる空間に仕上がりました。

◉ 執務エリアの中央に憩いのグリーンゾーン

👉 https://design.dexi.jp/archives/works/c265

執務エリアの中央に配置されたグリーンベンチは、社員が自然と集まり、会話が生まれる場に。目線の高さに配置された植物が、適度に視界を区切りつつ安心感を与えます。

まとめ:グリーンは「空間づくり」の一部

グリーンは単なる装飾ではなく、働く人にとっての“機能”のひとつと考えることができます。見るだけでなく、空間にどう配置するか。関わり方をどう設計するか。そうした工夫が、日々の働きやすさや企業文化の醸成につながっていきます。

まずは1つ、植物を置いてみることから始めてみませんか?

Dexiのご紹介

Dexiは静岡県浜松市を拠点に、オフィスデザイン・家具・内装・ITまでワンストップでサポートする空間づくりのプロフェッショナルです。

グリーンを活かした空間設計にも多数の実績があります。

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Dexiが選ばれる理由