株式会社クラスト様 藤枝店のオフィスデザインを行わせていただきました。
ご依頼の内容は、現状オフィス・接客スペースのリニューアルでした。
弊社が担当した部分は、
- オフィスデザイン
- オリジナル家具デザイン、製作
- オフィス家具販売
今回は、オフィスデザインの事例として、ご依頼から完成までの簡単な流れとデザインしたオフィスのご紹介をさせていただきます。
ご依頼から完成まで
まずご依頼の経緯ですが、弊社の運営するシェアオフィスにご担当者様が興味を持っていただき、ご来店いただきました。
その後、スケッチアップ勉強会などご一緒する機会のなか、今回のリニューアルのご依頼をいただきました。
ご来店いただいたお客様がリノベーションしたくなるような接客スペースをというご要望でした。
その後、レイアウト案、パースにてご提案をさせていただき、数度のお打ち合わせで施工となりました。
コンセプトは、「リノベーションを家具から考えるオフィス」です。
リノベーションを身近に感じる接客スペース
塗装、電気、壁面仕上げ工事などはクラスト様にて施工いただきました。
今回、Dexiとしてはオフィスデザインと家具工事を担当しました。
お客様にリノベーションの雰囲気を感じられるスペースにしたいというご希望がありました。
家具で空間をリニューアルするという今回リノベーションで躯体に大きな施工をしなくても、ここまでできるというひとつのご提案ができる空間となっています。
家具ですので、お客様が実際に身近に触ったり、感じたりできることも大きな利点であると思います。
今回のご提案はのメインは、25mm角パイプでフレームを作り、そこに天板、木製BOXを取り付けることで受付や部屋を構成するご提案です。
写真左が受付、奥が応接室となっています。
受付前の椅子は賑やかさと温かみのあるアースカラー色の椅子を配置。
奥の個室は2段目、3段目のフレームに木製ボックスを組み込み、座った時の目線を遮り、打ち合わせに集中できるようにしています。
また全てを仕切っているわけではないので、開放感も感じられる設計となっています。
応接室の家具も周りの壁に合わせ、オリジナルにて製作しました。
天板はタモ突板にて製作、スタイリッシュな脚は既製品ですが、パーツ販売できるものを選定しました。
テーブル天板、テーブル脚、椅子ととても調和がとれていて、いいお話ができそうな応接室となりました。
接客スペースと執務スペース、一体感のあるオフィス空間
お客様のご来店が分かるように接客スペース、執務スペースの仕切りは必要なものでしたが、空間の一体感は必要でした。
そのため、受付と同じ素材であるタモ突板のパネルでオリジナルのローパーティションにて設置しました。
リニューアル前は背の高い壁面収納がありましたが、今回収納の高さを低くしてお客様からオフィス部分がスッキリと見えるようになっています。
執務スペースと接客スペースが同じ素材を使うことにより一体感を感じることができます。
壁部の木製ボックスは収納として使うことができます。
写真奥の木製ボックスは執務スペース側から見ると、大きな収納スペースとなっています。
プロジェクトを終えて
今回、執務スペースだけでなく、接客スペースも含まれていたため、ショールーム要素も含んだご提案となりました。
ひとつひとつの選定もクラストご担当者様と作り上げさせていただきました。
リノベーションのトレンドを深く理解しているご担当者様でしたので、家具の選定や色の選定などは一緒に選定していてとても楽しかったです。
近年ますます、オフィスが企業の魅せる場になっていると感じています。
クラスト様のオフィスも内外へ魅せる場となっていただければ嬉しいです。
オフィスを魅せる場として活用したい!という方、お気軽にお問い合わせください。