株式会社電興社様のオフィスデザインを行わせていただきました。
本社事務所の近くにあり、作業場として利用していた棟を社員間のコミュニケーションスペース、作業エリアとしてリニューアルしました。
弊社は、具体的に次のようなことを担当させていただきました。
・オフィスデザイン
・内装工事(塗装工事、壁クロス工事、造作工事、床工事)
・オフィス家具
・オリジナル家具デザイン、製作
・給排水工事
・電気・照明工事
・ブラインド工事
・サイン工事
・外壁塗装工事
今回は、オフィスデザインの事例として、ご依頼から完成までの簡単な流れとデザインしたオフィスのご紹介をさせていただきます。
株式会社電興社様 プロフィール
地域密着型の「総合技術商社」として工場の自動化やお客様の業務効率化に貢献するために工場内で使用される電気・電子部品の販売から、ロボットやシステムの制御関係(制御盤・ソフトウェア)の構築、更にはIT・WEBシステム(ネットワーク・HP・セキュリティ)の構築まで幅広く対応しています。
スローガンとして「REBORN-力を合わせてよい会社に-」を掲げて、社員一丸となり生まれ変わった気持ちで、社会・顧客のため、社員のため、会社のためにより良い会社づくりを目指し邁進しています。
ご依頼から完成まで
最初のお声がけは以前オフィスを作らせていただいたリンクウィズ様からのご紹介でした。
今回のプロジェクトは「コミュニケーションスペースを作りたい」というご要望でした。
社内のコミュニケーションスペースを作りたいというだけでなく、将来的に社外へもこのスペースを解放し、社内への刺激にしたいという想いもお聞かせいただきました。
とても共感出来るお話で、やりがいのあるプロジェクトでした。
ご提案に1ヶ月、施工期間は1ヶ月をかけ、作り上げました。
行ってみたい、使ってみたいオフィスをつくる
ここからは写真とともに今回のプロジェクトをご紹介します。
まず、リノベーション前は上写真のような一般的なオフィスでした。
表装工事で空間をガラリと変える
以下の写真のようにリノベーションを行いました。
今回のリノベーションは壁を立てたりなど、空間の形状を変更する工事はありませんでした。
床、壁、天井などを床材、塗装、クロスなどで雰囲気を変えることが大きな仕事内容でした。
どんな空間にしたいのか、全体のバランスを考え、ご提案させていただきました。
ちょっと違うを演出する造作家具
表装工事だけでも十分綺麗な場所になりますが、ちょっとの違いを造作家具で演出しました。
Dexi店舗でもある、鉄筋棚をアーチ状にしたものをエントランスへ設置しました。
この棚があるとないとでは、だいぶ空間としての面白さが変わってきます。
棚+アクセサリーでこの部屋に入って来たときの印象は一般的なオフィスと違ったものになっていると思います。
アクセントカラーの壁・床と既製品をちょっと変える造作
グレー系のクロスをメインで選びましたが、一部ブルーグレーのクロスと鮮やかなグリーンの床材を使用し、目を引く空間を作りました。
このスペースはそれほど大きくありませんが、空間全体を生き生きとさせるスペースになっていると思います。
またブラックの収納庫の天板、側板とハイテーブル天板をタモ突板で作っています。
収納庫もテーブル脚も既製品ですが、板部分をタモ突板のものにするだけで特別な家具になります。
この他にも鉄筋棚の棚板、トイレの扉もタモ突板を使用しているため、空間としてもまとまりも作ることができています。
中と外を繋ぐ外壁塗装
今回は外壁の塗装も施工させていただきました。
中のイメージに合う塗装パターンを採用いただきました。
●外壁塗装後
●外壁塗装前
プロジェクトを終えて
今回のプロジェクトには3つの目的がありました。
①社内のコミュニケーション活性化。
②社外への情報発信スペース(リクルートや勉強会など)として。
③社外のフリーランスが集まるような場として。
①、②は今回のリノベーション後、すぐ利用がありましたが、③が実現できたら更に新たなモノを生み出す場所になると思います。
③については、すぐにカタチにするわけではなく、電興社様の今後の計画次第ですが、弊社もなにかご協力ができたらと思っています。
電興社様のようにオープンマインドな企業がこのエリアに多くあれば、きっと素敵な地域になっていくことと思います。
電興社様のオープンイノベーションの想いをカタチにするオフィスづくりに携わることができ、大変ありがたく思います。
ありがとうございました!!